【4月28日・早大-明大】明大・逢澤、六大学屈指のヒットマン

 「東京六大学野球、早大3-2明大」(28日、神宮球場)

 元阪神スカウト・菊地敏幸氏は明大・逢沢崚介外野手(4年・関西)を六大学屈指のヒットマンとして評価した。この日は八回の最終打席で左中間を破る二塁打。チームは惜敗したが、4番として意地を見せた。

 同氏は「構えを見た瞬間に、この選手は絶対に率を残せるなという印象を受けました」と絶賛。28日現在でリーグ通算・308を残し、「広角に打てる打撃は非常に魅力」と注目する。

 タイプ的には明大の先輩である高山俊外野手(阪神)をほうふつとさせるが、「今のままでいいです。高山のマネをしなくていい、自分自身のカラーを作っていってほしい」との注文も。アベレージを残しつつ、パンチ力を秘めた好打者へと成長していくことを期待した。

 ◆菊地敏幸(きくち・としゆき)1950年生まれ。法政二から芝浦工大を経てリッカー。ポジションは捕手。89年にスカウトとして阪神入団。藪、井川、鳥谷らを担当。13年限りで阪神を退団した。今年から「AbemaTV」で東京六大学野球リーグの解説を担当。

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