2022オープン戦でスタートダッシュに成功したルーキーたち
プロ野球の開幕を前にオープン戦が行われている。今季の新人は誰がよさそう?特に目を引く活躍をしている新人選手を挙げてみました。
公開日:2022.3.17
【広島ドラ3・中村健】 勝負強い打撃光る即戦力
「オープン戦、広島2-1ロッテ」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
広島・ドラ3中村健 あるぞ開幕スタメン 外野残り2枠へ猛アピ適時二塁打
広島のドラフト3位・中村健人外野手(24)=トヨタ自動車=がオープン戦初打点を記録した。七回2死一、二塁で左翼線へ適時二塁打を放った。前日15日にも二塁打を放っており、2試合連続での長打だ。
次の1点が試合の行方を左右する場面で勝負強さを見せ、チームの勝利に貢献。しかも左腕の佐藤奨からの安打で、首脳陣にアピール成功だ。
広島・ドラ3中村健 あるぞ開幕スタメン 外野残り2枠へ猛アピ適時二塁打
◆中村健人(なかむら・けんと)1997年5月21日生まれ。24歳。名古屋市出身。183㌢、90㌔。右投げ右打ち。外野手。小学1年から野球を始める。中京大中京では1年夏からベンチ入り。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、3年秋には明大・森下(現広島)から本塁打を放った。
【中日ドラ2・鵜飼】バット折られてもフェンス直撃打!待望の大砲候補
「オープン戦、ソフトバンク3-5中日」(3日、ペイペイドーム)
中日・ドラ2鵜飼 左翼席中段へド迫力弾「立浪監督のおかげ」
中日・ドラフト2位の鵜飼(駒大)がオープン戦初本塁打に二塁打と長打力で存在感を発揮。
第1打席は内角直球の149キロを思い切りよく引っ張った。詰まった当たりでバットが折れたが、打球は左翼フェンスを直撃。「力まなくても飛んだ」と胸を張った。
続く六回の第2打席は高めに浮いた直球を豪快に振り抜いて左翼席中段へ。「初球から積極的にいこうと決めて打席に入った」と狙い通りの一振りだった。
◆鵜飼 航丞(うかい・こうすけ)1999年5月30日生まれ、22歳。愛知県出身。182センチ、100キロ。右投げ右打ち。外野手。背番号4。今季推定年俸1200万円。中京大中京から駒大を経て21年度ドラフト2位。力強いスイングでパワフルな打撃が売り。50メートル走6秒1と俊足も。