ヤクルトの人気球団マスコット・つば九郎が１２日、ＦＡ権の行使を表明した。マスコット界初となった２０１２年以来、９年ぶり２度目のＦＡ宣言。

　「みなさまへ　東京ヤクルトスワローズつば九郎は、２０１２年以来、２度目のＦＡ宣言をいたします。いろんな方から、つば九郎は『絶対大丈夫！！』とＦＡ宣言で一度気持ちを整えて、２０２２年に挑みたい」

　「２０２２年は、マスコット初の２０００試合連続出場もあります。来季もえみふるな年になりますように。少し時間をください。チームメートにも相談します」（原文はひらがな）

　独立リーグの複数球団や異業種の企業も獲得に乗り出すなど、争奪戦の様相となった。

　元ヤクルトの橋上監督が率いるＢＣリーグ・新潟は「獲得に動きます」と明言。橋上監督の指示で「３年契約、日本酒飲み放題、新潟県産コシヒカリ食べ放題」の条件を付けて「ぜひ新潟アルビレックスＢＣへ」とオファー。

　また、独立リーグでは堺、埼玉も名乗り。埼玉に所属する由規は「ベアーズに入ったら、お風呂入り放題でハンバーガーもいっぱい食べれるよ！サウナのあとのルービー　つば九郎、待ってるよ！」とラブコールを送った。