男の引き際…あの名選手も…2019プロ野球引退表明

 巨人の上原、阿部、松坂世代のヤクルト・館山らが引退を表明した。また、広島の赤松や阪神の横田は、病気を克服して復帰するも活躍できずに現役生活を終える。2019年、主なプロ野球選手の引退をまとめた。

公開日:2019.9.24

日本ハム実松が現役引退「自分の限界なのかな」06年に巨人移籍も18年に古巣復帰

 日本ハムは9月17日、実松一成2軍育成コーチ兼捕手(38)が今季限りで現役引退すると発表した。この日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で取材に応じた松坂世代のベテランは「素直にやり切ったのかなと。自分の限界なのかなと感じました」と語った。98年度ドラフト1位で日本ハムに入団し、06年にトレードで巨人へ移籍。17年に戦力外通告を受け、18年に古巣へ復帰した。プロ21年間で通算516試合に出場し打率・166、20本塁打、58打点。

日本ハム実松が現役引退「自分の限界なのかな」06年に巨人移籍も18年に古巣復帰

【日本ハム】田中賢介内野手(38歳、プロ生活19年)

日ハム田中賢介が来季限りで引退契約更改後に表明

 プロ野球日本ハムの田中賢介内野手が18年12月25日、38歳となる来季限りで現役を引退すると発表した。東福岡高から2000年にドラフト2位で日本ハム入団。海外フリーエージェント(FA)権を行使して13年にジャイアンツとマイナー契約し、メジャーでは15試合に出場して打率2割6分7厘。15年に日本ハムに復帰した。(金額は推定)

日ハム田中賢介が来季限りで引退契約更改後に表明

【オリックス】岸田護投手(38歳、プロ生活14年)

岸田護が今季限りで引退オリックス一筋14年目

 オリックスの岸田護投手(38)が9月20日、京セラドーム大阪で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。プロ14年目の決断を「率直にすっきりしている。悔いがないと言えばゼロではないが、やりきったなという気持ち」と語った。大阪・履正社高-東北福祉大からNTT西日本を経て大学・社会人ドラフト3巡目で2006年に入団。オリックス一筋で先発、中継ぎ、抑えと全ての役割を担った右投手は09年に10勝、11年には33セーブを挙げた。

岸田護が今季限りで引退オリックス一筋14年目

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング