男の引き際…あの名選手も…2019プロ野球引退表明
巨人の上原、阿部、松坂世代のヤクルト・館山らが引退を表明した。また、広島の赤松や阪神の横田は、病気を克服して復帰するも活躍できずに現役生活を終える。2019年、主なプロ野球選手の引退をまとめた。
公開日:2019.9.24
今季は開幕ローテ入りしたものの、4試合2勝1敗、防御率6・19と結果を残せず、引退を決断。「18年間のプロ野球生活の中で、スワローズには1年間と短い期間でしたが、1年でも長く野球をやりたいと思っていた私に、チャンスを与えてくれたスワローズには感謝しかありません。本当にありがとうございました」と談話を寄せた。通算成績は303試合登板で73勝81敗23セーブ、防御率3・88。
ヤクルト・寺原、三輪が現役引退を発表 「これからの人生を大切に」
【ヤクルト】三輪正義内野手(35歳・プロ生活12年)
「巨人3-10ヤクルト」(9月22日、神宮球場)今季限りで現役を引退するヤクルト・三輪正義内野手の引退セレモニーが試合後に行われた。ムードメーカーとしてチームを支えた。「先輩、後輩にたくさんいじってもらいました。ここでは言えないこともありました。ね、青木さん」と大先輩の名前を出した。また「なめた後輩が多かったです」と川端、荒木らの名前を挙げた。
ヤクルト・三輪 雨中の引退セレモニー「先輩、後輩にたくさんいじってもらいました」
独立リーグ出身者で初めて国内FA権を取得した苦労人。あいさつ後は俊足・好打の選手らしくヘッドスライディングをしながらダイヤモンドを駆け抜け、12年間のプロ生活にピリオドを打った。
ヤクルト・三輪 雨中の引退セレモニー「先輩、後輩にたくさんいじってもらいました」
【ロッテ】福浦和也内野手(43歳、プロ生活26年)
ロッテの福浦和也2軍打撃コーチ兼内野手(43)が9月23日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に出場して26年間の現役生活に別れを告げた。7番で先発して4打数無安打に終わったが、九回に指名打者を解除して慣れ親しんだ一塁の守備に就き、ライナーを好捕して試合を締めて球場を大いに沸かせた
ロッテ、福浦が引退試合「幸せな野球人生」
昨年9月に通算2千安打を達成し、今年1月に引退を表明。今季はコーチ業の傍ら、選手として練習を重ねて引退試合で今季初の1軍出場。選手たちに背番号と同じ9度、胴上げされた。
ロッテ、福浦が引退試合「幸せな野球人生」