男の引き際…あの名選手も…2019プロ野球引退表明

 巨人の上原、阿部、松坂世代のヤクルト・館山らが引退を表明した。また、広島の赤松や阪神の横田は、病気を克服して復帰するも活躍できずに現役生活を終える。2019年、主なプロ野球選手の引退をまとめた。

公開日:2019.9.24

赤松、笑顔で引退会見「ぜいたくな時間」胃がんから復活目指して戦った日々

 今季限りでの現役引退を決めた広島の赤松真人外野手(37)が9月22日、マツダスタジアムで引退記者会見を開いた。現役15年間を振り返りながら胃がん発覚後の闘病生活にも触れ、病からの復活に「ぜいたくな、楽しい時間だった」とすっきりした様子だった。

赤松、笑顔で引退会見「ぜいたくな時間」胃がんから復活目指して戦った日々

【広島】ブラッド・エルドレッド内野手(39歳・日本でのプロ生活7年)

エルド引退 カープ助っ人最長在籍7年 9・15マツダでセレモニー

 広島は9月4日、昨季まで在籍していたブラッド・エルドレッド内野手(39)の現役引退と米国駐在スカウトとして契約する方針を発表した。12年途中に加入し、14年には37本塁打でタイトルを獲得した。球団の外国人選手として、通算133本塁打は歴代2位で在籍7年は最長。昨オフに自由契約となり、日本での現役続行を模索したものの獲得球団はなく、8月上旬に現役引退を決断していた。

エルド引退 カープ助っ人最長在籍7年 9・15マツダでセレモニー

【阪神】ランディ・メッセンジャー投手(38歳・日本でのプロ生活10年)

メッセンジャーが引退会見 涙流して「想像していた以上に辛い」

 今季限りでの現役引退を発表した阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が9月18日、兵庫・西宮市内のホテルで引退会見を開いた。ユニホーム姿で登場した右腕は、外国人選手としては異例の引退会見で、涙ながらにファンに向けた感謝の言葉で激闘を振り返った。10年の軌跡を問われた助っ人は震える声で口を開いた。「甲子園は本当に大きな意味を持った場所だった」。通算262試合に登板し98勝84敗、防御率3・13(9月24日現在)。

メッセンジャーが引退会見 涙流して「想像していた以上に辛い」

【阪神】横田慎太郎外野手(24歳・プロ生活6年)

横田が涙の引退 目の後遺症で決断…脳腫瘍からの実戦復帰叶わず

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