101回目の夏、あと一歩届かず…。各地方の決勝で涙を飲んだ準優勝校一覧

49代表が出揃った101回目の夏の甲子園。歓喜にわく球児の陰で、涙にくれる選手たちもいる。夢の聖地にあと一歩及ばなかった高校にエールを送る意味でも全49の準優勝校をお伝えしたい。(敬称略)

公開日:2019.7.31

(左から)藤岡弘、有藤道世

【福岡】西日本短大付
 1962年開校。春1回、夏5回(優勝1)出場。女子バレー部も強豪として知られる。
【著名な出身者】新庄剛志、柴原浩(以上元プロ野球)

【佐賀】鳥栖
 1927年開校の高等女学校が前身の県立校。49年に共学化、2007年から香楠中学を併設した中高一貫となった。春1回、夏2回出場。
【著名な出身者】権藤博(元プロ野球)、緒方孝一(広島監督)、吉松育美(モデル)

【長崎】鎮西学院
 1881年設立のキリスト教系私立校。1966年から現校名。熊本の鎮西高と似た校名だが、あちらは仏教(浄土宗)系の私立校。
【著名な出身者】川上宗薫(作家)、市川森一(放送作家)

【熊本】九州学院
 1911年設置のキリスト教系私立校。91年から共学化。春6回夏8回出場。柔道部、剣道部は全国的強豪として知られる。
【著名な出身者】勝野洋、高良健吾(以上俳優)、末続慎吾(陸上五輪銅)、ゴリけん(芸人)

(左から)新庄剛志、緒方孝市

【大分】大分商
 1917年設置の県立校。春5回、夏15回出場している古豪。
【著名な出身者】岡崎郁(元プロ野球)、源田壮亮(西武)

【宮崎】小林(こばやし)西
 1953年設立の私立校。66年から現校名。夏1回出場。昨夏の準々決勝で敗れた富島にリベンジを期したが同じスコアで敗れた。
【著名な出身者】榎田大樹(西武)、黒木啓司(EXILE)

【鹿児島】鹿屋中央
 1968年、鹿屋商業として創立された私立校。83年から現校名。夏1回出場。女子バレー部は高校総体優勝経験もある。
【著名な出身者】亀山努(元阪神)、松山竜平(広島)

【沖縄】興南
 1962年に設置された沖縄初の私立校。春4回、夏12回出場。2010年には史上6校目、21世紀初の春夏連覇を達成した。ハンドボール部も6度のインターハイ制覇を誇る強豪。ボクシング部も国体優勝者、プロボクサーを多数輩出している。
【著名な出身者】具志堅用高(ボクシング)、仲田幸司(元阪神)、宮里美香(ゴルフ)




(左から)亀山努、具志堅用高

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