智弁和歌山・中谷監督「愛情ノック」の成果感じた勝利

 「全国高校野球選手権・3回戦、智弁和歌山5-3高松商」(24日、甲子園球場)

 智弁和歌山は九回にエラー絡みで失点しましたが、その中でサードの高嶋君は2安打に加えて試合を通して守備も安定していました。思い出したのは一度練習を見に行かせてもらった時のことです。

 その日は中谷監督がひたすら内野ノックを、これでもかというぐらいの守備練習を行われていて。ちょうど近畿大会が終わった後で、準決勝の大阪桐蔭戦では高嶋君のエラーもあってサヨナラ負けを喫したこともあっての練習なのかなと。

 中谷監督は「しんどい時にしんどい顔をするんか?」「また悔しい思いするんか?」など、高嶋君らにゲキを飛ばしながら、とにかく強いゴロのノックを打たれていました。そういった厳しい練習が、久々の実戦となったこの試合でも生きていたのかなと。

 その日の練習後、中谷監督に高嶋君について伺うと「実力でレギュラーをつかんでくれたんで、僕はめちゃくちゃうれしい」と言われていたんです。前監督のお孫さんでプレッシャーとかもある中、実力でとったレギュラー。「もっとうまくなってほしい」と話されていた中谷監督の、「愛情ノック」の成果も感じた勝利でした。

◆かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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