仲間から「甲子園に連れて行くぞ」石見智翠館・宮本君 思いに応えた!
「全国高校野球選手権・2回戦、石見智翠館4-3弘前学院聖愛」(21日、甲子園球場)
石見智翠館ですが、決勝弾を放った5番の宮本君は骨折で島根大会に出ていなかったんですね。仲間が「宮本を甲子園に連れて行くぞ」を合言葉に甲子園まで勝ち上がり、この試合でその思いに応えたわけです。
当然、石見智翠館のスタンドは大盛り上がり。テレビでは映らないですが、ベンチ入りしていない選手は声を出せない中でも一曲一曲、応援歌に合わせて振り付けの動きを変える工夫もしていました。「宇宙戦艦ヤマト」なら、足踏みしたり行進するような動きでスタンドも一体となっていて。その中での宮本君の活躍。スタンドの選手も大喜びでした。
敗れた弘前学院聖愛ですが、見ていてとにかく気持ちのいいプレーぶりで。常に全力疾走で、サードライナーでアウトになっていても、一塁に全力疾走で駆け抜けるとか。高校野球らしいですよね。一つ一つの所作が素晴らしく、みんなに応援されるようなチームだなと思いながら、見させてもらいました。
◆かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。