神戸国際大付の春夏連勝は阪上君の成長と青木監督の采配の妙

 「全国高校野球選手権・1回戦、神戸国際大付2-1北海」(15日、甲子園球場)

 早朝、甲子園球場に入ったときは無理やなと思いました。まだ大雨でしたし、グラウンドも水浸しでしたし。でもすーっと水たまりが消えていく水はけの良さ、そして阪神園芸さんの整備。プロの仕事やなと思いました。

 その中で注目したのは第3試合です。今年の春の再戦だけでなく、17年の初戦でもぶつかっていた神戸国際大付(兵庫)と北海(南北海道)。連勝していた神戸国際大付からすればやりにくい相手だったと思いますし、北海からすればリベンジに燃えている。そういうゲームを制したのは阪上君の成長があったからかなと思います。

 センバツでは二回途中で降板して以降は、なかなか登板する機会も見られなかった。それでも青木尚龍監督(56)は、甲子園の初戦で先発に起用した。結果は5回1失点。これは春からの成長を見ていた青木監督のベテランらしい采配の妙かなと思います。

 そして3安打を放った2番・山里君ですが、まだ2年生なんですね。中学時代に指導した人が知り合いにいて、「本当に野球小僧」だと言っていました。中学の練習が終わってからでも、別のところで指導を仰いだり、上級生に対しても野球のことをきっちりと言える。神戸国際大付でレギュラーを奪うためにはどうすればいいか-。そういうことをしっかり考えることができる選手だそうです。

◆かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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