感じ方は十人十色ブラスバンドの生演奏

 「全国高校野球選手権・1回戦、ノースアジア大明桜(降雨ノーゲーム)帯広農」(12日、甲子園球場)

 ノースアジア大明桜(秋田)の風間くんですが、雨が降りしきる中でもしっかり腕を振ったストレートというのは、重そうな印象を受けました。帯広農(北北海道)のバッターもなかなか前に飛ばすことができませんでしたし、四回まで無安打という内容が物語っていたと思います。

 一方で気になったのがノースアジア大明桜のブラスバンド部です。「戦闘開始」のメロディーもすごくカッコ良かったですし、キング・クリムゾン(イングランドのバンド)の曲を使っている場面もありました。実はまだ売れていなかったころ、先輩の家の2階を間借りさせてもらっていたんですが、その隣に住む大家さんの友人家族が夏に日本へ遊びに来ていたんです。

 実はその人がキング・クリムゾンでギターを弾いていた人だったらしく。昔、高校野球は日本でこれだけ盛り上がっているんだよという話をさせてもらったことがあったんです。そういう縁もあったので、ブラスバンドの演奏を聴いた時にどう思っているのかなと、ふと考えましたね。

 コロナ禍になって録音された音源を流す形も良かったんですが、実際の演奏を聴くとまた違います。中には昔の曲もあったり、聴く人によっていろんな感じ方ができるのも、高校野球の楽しみ方の一つではないかなと思います。

◆かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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