恒例?センバツ入場行進曲でV校予想 高校野球大好き芸人が分析した結果…

 センバツ出場校が発表された1月24日、僕は21世紀枠で北信越の候補だった敦賀高校の正門前に1人でいました。高校野球マニアとかも集まるものなのかなと思っていたところ、僕だけでしたが…。

 僕は福井で番組をやらせてもらっていて、番組で一緒の方が敦賀高校出身でして。選ばれるかどうかを楽しみにされていたものの、当日は仕事で行けないと。じゃあ、僕が行ったろうかということで、完全プライベートで向かったわけです。

 正門前の1人は寂しさもありましたが、発表の時間が迫るにつれて野球部員や保護者、マスコミの方々が体育館に集まってきてムードが高まるわけです。野球部以外の生徒さんたちもね、校舎の窓から「どうなるんやろ」といった感じで顔を出して、体育館の様子を伺っていて。期待感に満ちていましたね。

 道を挟んで向かい側にある中学校でも、生徒さんたちが同じように窓から顔を出して高校の様子をうかがったりしていて。結果的に選ばれず、選手たちがグラウンドで帽子を投げる様子を見れなくて残念でしたが、独特な雰囲気を味わえて、いいものが見れました。

 そのセンバツですが、昨年もコラムで書かせてもらいましたように、毎年、入場行進曲で優勝校を予想するというのを独自でやってます。歌詞を見て関連する学校があるかを見るわけですが、今回は「パプリカ」ですよね。さっそく自分なりに分析すると、いくつか候補校が見つかりました。

 まず最初に、青葉の森で駆け回るというフレーズがありますが、これは仙台育英にピタリと当てはまるわけです。仙台には「青葉まつり」というお祭りが催される青葉区があり、仙台自体が杜の都(もりのみやこ)と称されますよね。

 仙台育英が大本命かというところですが、歌詞を追うと他にも候補が出てきます。サビの部分で、花が咲いたら、と歌われてますがこれはそのまま花咲徳栄で。花が咲くと歌われてますからね。

 さらに、歌詞だけでなく、少し角度を変えて歌の振り付けも見てみたんです。すると、手を上げて開いたりする動きや様子が、智弁和歌山の応援団の「ジョックロック」の時の動きと同じやなと。こうなると、智弁和歌山もおもしろい存在やなと思うわけです。

 あとはパプリカのように、花にまつわる歌の年を調べると04年、13年、19年があって、その3大会では04年に愛工大名電が準優勝して19年は東邦が優勝。愛知県が上位だった流れでいくと、中京大中京は昨秋の神宮大会で優勝してますし、十分に可能性はあるなと。

 他には愛媛の済美が、04年が優勝で13年が準優勝でした。さらに見ると、04年は明徳義塾がベスト4に入っていて、13年は高知がベスト4。花にまつわる歌の年の四国勢のがんばりを見ると、優勝とは言えないかもしれないですが、四国勢の躍進もあるのではと。

 まとめると、結局どこも可能性があるわけですが(笑)当たるのかどうかを楽しみに、大会を待ちたいと思います。

  ◇  ◇

 かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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