重圧破って初優勝、履正社ナイン立派です!
令和元年。履正社が名前を刻みましたね。平成最後は大阪桐蔭の春夏連覇で。一気に駆け上がりましたね。
初回を見ていても、履正社打線が星稜・奥川投手の球に空振りをしなかったんですよ。1番の桃谷君が強い遊ゴロで2番の池田君が左翼線へ三塁打を打って。あれで「奥川の球当たるやん!打てるやん!」となったと思うんです。逆に星稜は「あれ?やられてる…」という感じでしたね。
昨日、豊中ローズへ履正社の練習を見に行っていたんです。客席におったんですけど、岡田監督が上がってきて「山田(ヤクルト)が作ったTシャツ、良かったらどうぞ」ってくれたんです。決勝戦前やのにこんな俺に「どうぞ」って…。気負いは全く感じられなくて、もう腹は決まってるんやと思いました。
2、3回戦の時やったかな。甲子園の外で監督の奥さんに声をかけられたんですよ。「あの人、できるだけ野球のことをしゃべりたくないんです。いつも口元にヘルペスがあるんです」とね。大阪代表でとんでもないプレッシャーだったと思います。でも、昨日もめっちゃ気さくに「山田のTシャツ」って…。隠していたんですね。
その重圧を選手たちが突き破って、優勝しました。立派ですよ!