“山田 応援曲”伝説証明した履正社・桃谷君

 「全国高校野球選手権・2回戦、履正社7-3津田学園」(13日、甲子園球場)

 1回戦で2本塁打の履正社(大阪)1番・桃谷君がまた活躍しました。三回の2点二塁打も大きかったですが、初回、先頭で初球ストレートを左中間二塁打。津田学園(三重)の好投手・前君に襲いかかり、攻撃の起点になりましたね。

 桃谷君のヒッティングマーチは履正社OBのヤクルト・山田哲選手の応援曲なんですが、この“山田ナンバー”を演奏してもらう選手は甲子園でホームランを打つという伝説があるって、ご存じでしたか?

 16年夏の2回戦・対横浜で山本侑度君が石川君からホームランを打ちましたし、17年春の1回戦・対日大三では石田龍史君がホームラン。2人とも山田ナンバーだったんです。そして今年は桃谷君が7日の1回戦で2発。その日のナイターでは山田哲選手も阪神戦でホームランを打って、母校の祝砲のようになったわけですが、まさにアーチストのための応援曲ですね。ちなみに山田哲選手は履正社時代の10年夏に3回戦・対聖光学院でホームランを打っています。

 津田学園は負けてしまいましたが、捕手の阿萬田君が今大会6打数5安打の活躍でした。僕と同じ淡路島出身なんですが、同郷の選手が武者修行のように県外のチームに挑戦して、甲子園に出てきてくれるのはうれしいものですよ。

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