智弁和歌山が８ー１で勝ったわけですが、中盤までは米子東のペースで進んだような試合でした。終わってから球場の外に出ると、これまで何度もお会いしている、智弁和歌山の細川君のお父さんの姿が。なんでも、京都・嵐山での仕事を休んで来られたそうで。

　細川君は２安打１盗塁という活躍でしたが、お父さんは「５０点ぐらいです。あんなもんで満足されたら困りますわ」と厳しめの採点でした。やはり、日本一という大きな目標があるからでしょうね。

　細川君は、同じ県外生のキャプテンの黒川君とエースの池田君と下宿先が同じだそうです。同じ時間を過ごすことも多く、お世話にもなってるそうなので、お父さんは細川君に「この大会は自分のことより先輩のために戦うように」という期待をされてました。

　細川君はまだ２年生。来年もありますが、３年生とのプレーはこの夏が最後です。だからこそのお父さんの期待であり、加えて「来年は息子にチームを背負って欲しいし、黒川君とかからも学んでいる。この大会で優勝して次のチームにつなげてほしい」とも話されてました。智弁和歌山は次は明徳義塾戦です。楽しみですね。

　話は変わりますが、大会初日からアルプスにも足を運んでますが、農薬をまくように小さいタンクみたいものから、ミストサウナみたいなのをかけて回ってくれる方がいるんです。熱中症対策なんでしょうけど、この炎天下を考えるとありがたいことなんですが、回ってきたら、それを分かっていて何も言わずに頭を出すおっちゃんがたくさんいまして。

　僕もかけてもらったんですが、まるで農作物になったような気分で、ワシはトマトか！という感じで（笑）まあ、そんなサービスもありがたく感じつつ、これからもアルプスにお邪魔しようと思っております。

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　かみじょうたけし（本名・上条剛志）１９７７年１２月３１日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型Ａ型。身長１７０ｃｍ、体重５０ｋｇ。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。