エースに自分の姿重ね…世代がつながる甲子園

 今日は開会式がありました。毎年、自分の中で入場行進の優勝校を決めてるんですが、今年は星稜ですね。腕も太もももしっかり上がっていて、それがそろっているという。ユニホームもね、あんなに黄金に見えたかなというぐらい、きれいに映えていて。優勝候補の常連校の入場行進はあまり太ももを上げたりしないイメージですが、星稜はしっかり決めてきたなと。声は宇部鴻城も出ていて、北照も良かったんですが。

 そして試合ですが2試合目、佐賀北のスタンドで見せてもらいました。応援団が、19人目の選手という意味も込められた「19」と書いてあるTシャツを着られている中、僕に声をかけてくれたのが、佐賀商が全国優勝した94年時に、佐賀北でエースやった青柳康太郎さんでした。

 青柳さんは今日の川崎君と同じ左投げということで「現役を思い出します」と自分の現役時代に川崎君を重ねられてました。七回に2点取られて、2-7と苦しくなった時も目を潤ませながら「まだ大丈夫やから!」と声援を送られていて。

 負けはしましたが、後輩に「お疲れさまでした。ここまで連れてきてもらってありがとうございますしかないです」と拍手を送られてました。野球を通じて世代がつながる甲子園。今年も多くのドラマが起こりそうです。

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 かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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