松井投手の弟が手塩に掛けた習志野角田君

 習志野-明豊は両チームとも二遊間の守備がうまくて見応えがありましたね。実は準々決勝の3月31日に習志野のアルプスへ行ったら、そこで楽天・松井裕樹投手の弟の和輝君に会ったんです。

 お兄さんは桐光学園のエースでしたが、和輝君は習志野OBで外野手としてプレーしました。2015年、3年夏の千葉大会決勝で専大松戸に敗れ、あと一歩で甲子園を逃しました。現在は明治学院大で野球をしていて、オフは母校の練習を手伝うそうです。

 習志野は毎年夏の大会前に1週間の強化練習をするのですが、和輝君はそこでノックを打つとのこと。去年は角田君に1日300球、1週間毎日打ち続けました。「かみじょうさん、角田の守備を見てください。練習はうそをつかない。丁寧に下からグラブを出す、いい動きをしますよ」と熱く語ってくれた和輝君。だから今日は特に角田君に注目しましたが、いいプレーがたくさんありました。

 明豊も、表君の守備がめちゃくちゃうまい。初回先頭打者本塁打を放つなどバッティングも勝負強いですね。僕は甲子園大会が終わると勝手にベストナインを選ぶんですが、表君も入りそうです。

 いよいよ決勝戦。平成最後の名勝負に期待しましょう。

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 かみじょうたけし(本名・上条 剛志)1977年12月31日生まれ、41歳。兵庫県淡路市出身。中学、高校時代はソフトテニス部。龍谷大卒。お笑いコンビ「ロビンス」で活動後、現在はピン芸人。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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