入場曲から占うセンバツV予想!?「花」に注目すると該当校は…

 毎年、センバツにも入場行進曲というのがありますよね。個人的なことではありますが、事前にその入場曲を見て、大会の行方を予想するというのをやってまして。

 たとえば1999年のセンバツは、沖縄出身のKiroroさんの「長い間」という曲が入場曲でした。「長い間待たせてごめん」と歌われていたわけですが、その年に優勝したのが沖縄尚学で、しかも沖縄県勢で初の優勝だったんです。長い間待った念願の初優勝。まるでその結果を予期していたかのような歌詞であり、チョイスだったなと。

 なので、「長い間」の例を踏まえて、数年前から入場曲が決まってから、この大会はこうなるのでは…と考えているわけです。最近で言えば、2年前の2017年は星野源さんの「恋」でしたが、ご存じかもしれないですが、「夫婦を超えてゆけ」といったフレーズがあるんです。

 そこで僕は、キャッチャーが女房役と呼ばれることから、夫婦をバッテリーに見立てて野球に当てはめたんです。夫婦を超える=バッテリーを超える。ではバッテリーを超えるというのはどういうことかというと、これはホームランが量産される大会になるのではと予想しました。

 結果、平成に入って2番目に本塁打数の多い大会になっただけでなく、安打数はその時点で最多の数を記録(翌18年に更新)しました。昨年で言えば、谷村新司さんの「今ありて」ですが、その中に「時代も連なり始める」といった歌詞が出てきます。そこで、連なるということは、大阪桐蔭の連覇があるのでは、と予想したら連覇達成になったと。

 そうやって毎年考えてきた中で、さあ今年のセンバツです。すでに発表されているように「世界に一つだけの花」と「どんなときも」に決まりましたが、何か関わりのあるものはないかなと探して、なかなかいいものがないなと思っていたところで「花」という文字に着目したんです。

 出場校で今のところ登録が予想される選手を見た時に、「花」という漢字の入った名前の選手がいないかと調べたら、唯一1人だけいたんです。意外というか結構いるのかなと思ったら、本当に「一つだけの花」でして。

 それが高松商業の花岡海音(かいと)君です。マネージャーとかで花のつく生徒さんもいましたけど、登録が予想される選手でいうと花岡君だけでした。なので高松商業が優勝するのではと(笑)。実際、高松商業は四国大会で優勝している学校なので、可能性がないわけでもないですし、平成最後の今大会で優勝すれば大正、昭和に続きセンバツ史上初の「3元号制覇」というとんでもない花を添える形になるなと。

 あと、21世紀枠の茨城の石岡一高には、造園科というのがあるらしく、これも花にかかってくるのかなと。エースの岩本大地くんも、造園技師検定3級を取得したみたいで。そういった意味でも注目してみたりと、大会入場曲から占う独自の予想でしたが、いかがでしたでしょうか?

  ◇  ◇

 かみじょうたけし(本名・上条 剛志)1977年12月31日生まれ、41歳。兵庫県淡路市出身。中学、高校時代はソフトテニス部。龍谷大卒。お笑いコンビ「ロビンス」で活動後、現在はピン芸人。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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