広島・名原 新井良太コーチ命名「ナバタイム」敵地6連戦でも大暴れ宣言 勝田「(チーム内で)はやってます」

 “ナバタイム”は終わらない!広島・名原典彦外野手(25)が8日、敵地6連戦での大暴れを誓った。デビューから14試合連続スタメン出場し、打率・286をマーク。「気合と根性」を合言葉に勝負どころの一打で勝利に貢献してきた。チーム内では「ナバタイム」の呼び名が浸透中。赤ヘル打線に欠かせないニューヒーローが敵地のファンを熱狂の渦に巻き込んでみせる。

 ブレーク中の勢いそのままに敵地に乗り込む。持ち前の気合と根性を前面に押し出し、遮二無二突き進んでいる名原。9日から始まる6連戦へ向け、「ナバタイムで頑張ります!」と、元気いっぱいに宣言した。

 「あだ名みたいな感じです」と本人が苦笑いで明かした“ナバタイム”のフレーズ。命名したのは新井良太打撃コーチだという。後輩の勝田が「(チーム内で)はやってます。#(ハッシュタグ)ナバタイムでお願いします!」とアピールするなど、チーム内で着々と浸透中。本人は「まあ、僕の時間という意味で…」と少し困惑気味だが、今や赤ヘル打線に欠かせぬ存在になりつつある元気印を先頭に、チーム一丸となっている。

 1軍デビューから14試合連続でスタメン出場し、打率・286、1本塁打、8打点をマーク。半数にあたる7試合でマルチ安打を記録している。好調の要因は迷いのないスイング。「あまり複雑に考えず、ゾーンに来た球を振りにいくだけ」と、高いコンタクト能力と積極的な打撃で、快音を響かせている。

 7日・オリックス戦(マツダ)ではさらなる飛躍へのヒントを得た。1点リードの2死満塁で迎えた第2打席で、プロ初四球となる押し出し四球を選び、勝利に貢献。「際どいボールを冷静に見ることができた。打席の内容としてはよかった」と手応えを口にする。

 相手バッテリーからの警戒が徐々に高まる中、「初球からスイングしにくいところに投げてきている段階」と分析。「どんどん振りにいく姿勢は変えずに、頭にないボールだったら見逃す勇気を持って臨みたい。しっかり出塁率も上げていけたら」と、状況に応じた打撃で、1番打者としての役割を果たしていくことを誓った。

 チームはオリックスとの3連戦を2勝1分けで勝ち越し、2週間ぶりの連勝。借金10を抱えているもの、7日・同戦ではセ・リーグで“一人勝ち”を達成し、4位・DeNAに2ゲーム差に詰め寄った。上位進出へ、可能性はまだまだ残されている。9日からベルーナで西武との3連戦。シンデレラボーイが反撃ののろしを上げるチームを、さらなる急上昇へと導いていく。

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