広島・床田が奪三振0で完封勝利の珍事「いいか悪いかあんま分かんないですけど」 球団では1982年の山根和夫以来、43年ぶり

 「広島2-0中日」(3日、マツダスタジアム)

 先発の床田が今季2度目の完封勝利。107球を投げ、中日打線を散発3安打に抑えた。

 この日は三振を一つも奪うことなく27個のアウトを積み重ねた。奪三振ゼロでの完封は、2013年4月13日・ロッテ戦(西武ドーム)での西武・牧田和久以来、12年ぶり。球団では1982年6月16日・中日戦(ナゴヤ球場)での山根和夫以来、43年ぶりとなる珍記録だ。

 お立ち台で床田は「いいか悪いかあんま分かんないですけど…」と苦笑いし「でも、守備がすごくうまいので、三振をとるよりは1球、2球で前に飛ばした方がアウトを取れる確率は高いと思うので。きょうはいいピッチングができたと思う」と振り返った。

 九回は2死からこの日初の四球を与えた。「100球以内で終わらせたいなという欲が出ちゃったので」と反省し、100球未満で9回を投げきって完封する“マダックス”達成へは「平常心で投げたいと思います」と次回以降への課題を挙げた。

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