広島・新井監督が2打席連続適時打の高卒3年目・清水を称賛 「元々、当て感はある選手。ナイスバッティング」

 「練習試合、広島10-3韓国・KIA」(22日、コザしんきんスタジアム)

 若手主体のメンバーで臨んだ広島が快勝した。攻撃では高卒3年目の清水が2打席連続二塁打の5打点。五回は1死二、三塁で左翼線に運び、六回は2死満塁から右越えに走者一掃の快音で存在感を発揮した。

 開幕ローテ入りを目指す先発・常広は3回4安打3四球1失点。2番手・鈴木は2回をパーフェクトに抑える好投を示した。試合後の新井貴浩監督(48)の一問一答は以下の通り。

 -常広投手は修正が遅かったと反省していた。

 「自分で分かっているんだったら、別に何も問題ない。一番いいのはマウンド上で修正できること。でも、そこが分かっているということは収穫あったんじゃないかな」

 -若い選手が活躍。

 「初対戦で球種も何も分からない中、どういうふうに対応していくのかなと。1打席目から自分からしかけて、振って、合わせて行っているように見えたから、いいんじゃないかなと思う」

 -その中で清水が2本の二塁打。

 「元々、当て感というのはある選手。あとはどんどん練習して、トレーニングして力を、フィジカルをつけていってもらいたい。今日はナイスバッティングだったと思う」

 -鈴木の投球は。

 「相手にスイングをさせていないというか。今日もアウトはフライが多かった。彼の持ち味じゃないかな。向こうの3番打者(キム・ドヨン)は一番いい打者だと思うけど、追い込んできっちり最後シュートを投げて詰まらせた。ナイスピッチングだったと思うよ」

 -今後の起用法は。

 「いろいろ可能性を探っていきたい。どこでもできると思うから、いろんな可能性を探っていきたいと思います。ここと決めずにね」

 -若い野手が多く出場した。キャンプ後の振り分けはできてきたか。

 「まだできていない。これは今から。今日は若い選手だけで行ったけど、明日はオープン戦だし、今からだと思う。やっぱりオープン戦に入って今までより打席に立てるチャンス、試合に出られるチャンスというのが少なくなってくると思うから。厳しくなると思うけど、そこでもいいモノを見せてもらいたい」

 -少ないけどチャンスはある。

 「もちろん」

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