広島 開幕投手候補の大瀬良&床田が初ブルペン、大瀬良「みんなに負けないように」床田「高いレベルで争えれば」
「広島春季キャンプ」(3日、日南)
広島の開幕投手候補、大瀬良大地投手(33)と床田寛樹投手(29)が今キャンプ初めてブルペン投球を行った。
大瀬良は直球、カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ、シュートと全球種を投げ分け30球。「ある程度、バランス良く投げられたかなと。(ブルペン捕手から)『去年の感じより強さがあって、最初にしてはすごくいいんじゃないか』という話をもらった」と振り返った。
床田は直球、カーブ、スライダー、カットボールの感触を確かめ23球。「あまり良くなかったところと、意外といけるなというところもあった。ストレートのタイミングが合っていない部分もあったので、つぶしていければ」と次の段階を見据えた。
開幕投手争いは事実上、大瀬良、床田、森下の3人による構図。大瀬良は森下が初日にブルペン入りしたことに触れ「暢仁(森下)が初日にブルペン入って“ジャブ”を打たれたんで差し込まれてますけど、トコ(床田)も若い子もいる。みんなに負けないようにしっかりアピールしていきたい」と静かに闘志を燃やす。床田も「どんどん状態を上げて高いレベルで争えれば」と鼻息を荒くした。