広島・鈴木“新庄流”調整 現役ドラフトで加入「実戦の一発目が大事」早めの仕上げで競争勝ち抜く

 ブルペンで投球練習する鈴木(撮影・市尻達拡)
 ブルペンで投球練習する鈴木
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 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 現役ドラフトで広島に加入した鈴木健矢投手(27)が“日本ハム流”のハイペース調整でアピールすると誓った。早速ブルペンに入って52球。「仕上がりは、いい方かなと思う。あとは実戦の対バッターで、どれだけ自分の良さを出せるか」と現状をプラスに捉えた。

 2月1日のブルペン投球は鈴木にとって特別なことではないという。「ファイターズは(2月)1日に紅白戦があった。例年、しっかり投げられるように準備はしています」と、体に染みついた早めの仕上げで競争を勝ち抜く覚悟だ。

 初めて袖を通した赤いユニホームに「自分の中では違和感しかない」と苦笑いするも「周りからは、けっこう似合っているよと言われました」と白い歯をこぼした。「移籍組ということで実戦の一発目が大事。結果を残せるように」。アクセルをさらに踏み込んで、自らの居場所をつかむ。

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