広島・上本 若返り中のチームで若手の「壁になる」 400万減3700万円で更改

 契約更改後、報道陣の質問に答える上本(撮影・市尻達拡)
 契約更改後、報道陣の質問に答える上本(撮影・市尻達拡)
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 広島の上本崇司内野手(34)が27日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万減の3700万円でサインした。「数字にすべて表れていると思う」と今季を振り返った。(金額は推定)

 減俸は自身5年ぶりとなった。12年目の今季は62試合の出場で、打率・209、0本塁打、7打点。昨季67試合だったスタメンの機会も27試合に減り、持ち味であるユーティリティー性を発揮しきれなかった。

 チームが「若返りを図っている」ことを自覚する。その上で「僕らがいい意味でも悪い意味でも壁になれるように」とファイティングポーズを取った。

 巻き返しを期す来季に向けて今オフは「考え方をガラッと変えていこうと思う」と言及。足元を見つめながら、レベルアップに励む。

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