広島・新井監督「この悔しさを持って残りゲームを戦いたい」巨人が眼前胴上げ&球団ワースト月間19敗「選手も当然悔しい」
「広島1-8巨人」(28日、マツダスタジアム)
広島が、優勝マジックを「1」としていた巨人に敗れ、本拠地での胴上げを許した。月間19敗目は、1953年9月と1993年9月に並ぶ、球団ワーストタイ記録。試合のなかった3位・DeNAとの差は1・5ゲームに広がった。
先発・森下は5回1/3を8安打3失点。自身6連敗で10敗目を喫し、六回は右手の指の皮がめくれた影響で無念の途中降板となった。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
-森下は何とか、という気持ちで投げていた。
「そうだね、粘り強く投げていたけど、最後ちょっと指がね、ちょっと皮がちょっとめくれたんで」
-なかなか勝ち星が挙げられず、苦しい登板が続いた。
「悔しい形が続いて終わったんで、これをまたつなげてほしいよね、まだ回復具合を見ないと分からないから。まだ(本人に)残り試合があるかどうかも分からないんで、それプラス、来年につなげてもらいたいなと思います」
-今日は坂倉とのバッテリー。
「そこはアツ(会沢)がどうとかじゃなしに、若い選手を使いたかったんで、そこはサク(坂倉)にマスクをかぶってもらいました」
-目の前で優勝を決められ、悔しい思いがあると思うが。
「もちろんね、悔しいですし、この悔しさを持ってね、残りゲームを戦いたいなと思います」
-特に若い選手はいつもと違う雰囲気での経験を次に生かしてほしい。
「もちろんそうよね。それは自分だけじゃないしね、選手も当然悔しいと思うんでね。その悔しい気持ちを持ち続けて、残り試合、そして来年に向かっていきたいと思います」