広島 矢野雅哉が二塁守備で超絶プレー連発 背走スライディングキャッチ→横っ跳びで自らの失策を帳消し

 1回、宮崎の打球を好捕する矢野(撮影・佐々木彰尚)
 2回、林の二塁への打球を好捕した矢野(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA-広島」(26日、横浜スタジアム)

 「2番・二塁」で先発出場した広島・矢野雅哉内野手(25)が2度の超然プレーを見せ、同点のピンチを防いだ。

 1点リードの二回、無死一塁で森敬の打球は二塁正面へ。併殺かと思われたところ、矢野の二塁への送球が大きくそれて無死二、三塁とピンチが拡大した。

 ここで広島内野陣は前進守備を敷いた。8番・林の右前へ抜けそうな打球を今度は矢野が横っ跳びで捕球し、一塁へ送球。アウトになっただけでなく、三走の生還を許さなかった。自らのミスを帳消しにするようなプレーで、先発・アドゥワも踏ん張り、二回は無失点で切り抜けた。

 矢野はこの日、ベンチスタートの菊池に代わって二塁でスタメン。初回は2死三塁で宮崎の右前へ落ちそうな飛球を全速力で追いかけ、最後はスライディングキャッチでグラブに収めて失点を防いだ。思わずDeNA先発の大貫も驚きの表情を浮かべたスーパープレーだった。

 Xでは「矢野雅哉」がトレンド入り。ファンも好守連発に沸いていた。

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