カープ九里 今季初救援で大仕事 本拠地どよめき→回またぎ無失点 1勝1敗なら第3戦で先発も

 「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、広島東洋カープ3-2横浜DeNAベイスターズ」(14日、マツダスタジアム)

 期待に応える23球だ。広島・九里亜蓮投手(32)が1回2/3を2安打無失点で劇的勝利の道をつくった。「しっかり腕を振って、代わるよと言われるまで投げるだけだった」。今季初の救援登板で大きな仕事をやってのけた。

 2-2の延長十回に出番が来た。本拠地にどよめきが広がる中、大田からの中軸に対して無失点。イニングまたぎとなった十一回は先頭・山本の二塁打から1死三塁とされたが、蝦名を遊飛。2死を奪いターリーにバトンを託した。

 最大3試合の短期決戦。総力戦で臨むため、先発ではなくブルペン待機を言い渡されていた。「中継ぎは試合に入る前に気持ち的にも上げて入っていかないといけない」。中継ぎ経験は豊富。大歓声を力に変えて腕を振り抜いた。

 次戦以降も臨機応変に役割を果たす構え。1勝1敗になれば、第3戦で先発する可能性もある。「そうなったら初回から思い切っていくだけ。あす(15日)もいくのか、あさって(16日)にいくのかわからない。どっちにしても良い状態で入れるように準備をしたい」。力強い言葉が頼もしい。

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