広島・床田 6連勝導く! リベンジのツバメ斬りで自己最多8勝目だ

 28日のヤクルト戦に先発する広島・床田寛樹投手(27)が27日、リベンジを誓った。4月27日の前回対戦では3回7安打4失点KOと辛酸をなめており、この日の投手指名練習ではツバメ斬りのイメージを膨らませた。首位を快走する強力打線を封じ込め、リーグトップに並び、自己最多となる8勝目をつかむ。

 逃げ腰になれば致命傷を負うことになる。強敵だからこそ、肝要なのは攻めの姿勢。ヤクルトとの本拠地3連戦初戦を託された床田は「無駄な走者を出さないように。大胆に攻めていきたい」と強気の投球に意気込んだ。

 同戦は今季1勝1敗。4月27日の前回対戦では3回7安打4失点で今季最短KOされた。リベンジの舞台に向け重視するのは割り切り。「走者をためての一発が一番ダメ。ソロはOKぐらいのつもりで」と警戒心を抱き過ぎない考えを示した。

 相手は最短で29日に優勝マジック点灯の可能性があり、前カードの巨人戦は3試合で計32得点。チームとしてもヤクルト戦は9戦して今季まだ1勝(7敗1分け)にとどまっている。

 「巨人3連戦もあれだけ打っていますし、無駄な四球が点につながると大量失点になる。先頭を打ち取れるように」。7勝目を挙げた前回21日の阪神戦は無四球。相手に流れを渡さず、自軍にリズムをもたらす好投を誓う。

 この日はキャッチボール、ダッシュなどで汗を流して最終調整を施した。勝てばリーグトップに並び、自己最多となる8勝目。チームは引き分けを挟み5連勝中で、今季2度目の6連勝がかかるマウンドになる。「いい流れに乗って、何とかいい投球ができれば」。先週は5連敗を止めた床田。今週はさらに勢いを加速させる。

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