広島・宇草 猛打ショー!今季初2番で存在カーン! 定位置奪取へ猛アピール

 「ヤクルト7-2広島」(17日、神宮球場)

 敗戦の中で、広島・宇草が存在感を示した。三回1死一、三塁での先制の右前適時打で勢いに乗ると、今季初の猛打賞を記録。2番として今季初出場。つながりのある攻撃を目指す打線にあって、強い印象を残した。

 「真っすぐが強いのと、変化球のコンビネーションというのがあった。コーチ、スコアラーの方から話をもらって、それをしっかり意識し、準備して試合に入りました」

 六回の先頭ではスプリットを右前に運び、八回2死一塁では直球を捉え中前打を放った。直球、変化球とも抜群の対応力が光った。

 下半身のコンディション不良で離脱している西川の復帰メドが立っていない。そのため首脳陣は打線をテコ入れ。得点圏に強い菊池涼を3番で起用した。宇草は昨季2番での出場が5度あり、この日もつなぐ意識を持ちながら、積極的な姿勢を崩すことなく自分のスイングをしてみせた。

 「試合に出させてもらえることを意気に感じて、出させてもらった時にいいモノを出せるようにと思っているので。本当に“今”に集中して取り組んでいきたい」

 外野のメンバーは固定されていない。出場選手にとっては定位置をつかむ好機だ。「元々外野手の競争も激しい。しっかり良い準備はしていきたい」。背番号38は力強く言い切りバスに乗り込んだ。

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