カープ中村奨 レギュラー奪取へ結果にこだわる「チャンスをモノにできるように」

 貪欲な姿勢で、自身の存在価値を高める。広島・中村奨成捕手(23)が15日、レギュラー奪取に向けてリーグ戦再開後も結果にこだわる考えを示した。この日はフリー打撃に特打と精力的に汗を流し、ブルペンでは大瀬良の球を受けた。「自分ができることを精いっぱいやって、結果を求めつつやれたら」と表情を引き締めた。

 5月31日に再昇格して、交流戦は10試合に先発出場。先発マスクも2試合任された。守備面で「去年と違うなという手応えがありました」とうなずく。攻撃では3番を担うこともあった。3日・オリックス戦ではプロ入り初の猛打賞を記録。チーム全体が苦戦した期間で、頭角を現した。

 西川の1軍復帰時期が不透明となり、3番打者の不在はチームの懸案事項。もちろん、背番号22はその穴を埋める有力候補にも挙がる。「何とか今あるチャンスをモノにできるように。龍馬さんが戻ってきても、一緒に試合に出られるようなレベルまで達せられたら」と鼻息を荒くした。訪れている出番をフルに生かして、レギュラーへの道を切り開く。

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