広島 今季ワースト11失点で3連敗 佐々岡監督「バッテリーは考えないと」

1回、併殺に倒れベンチに戻る西川(左)=撮影・高部洋祐
 2回、牧原大(左)にソロを浴びる森下(撮影・高部洋祐)
6回、牧原大の打球を処理するも一塁に悪送球する坂倉(撮影・高部洋祐)
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 「ソフトバンク11-1広島」(28日、ペイペイドーム)

 広島は先発の森下が六回途中で自己ワーストの9失点でKOされた。

 打線は初回に野間の二塁打に相手ミスで無死一、二塁と絶好のチャンスを得ながら西川は遊ゴロ併殺打。マクブルームの適時打で先制したものの大関を捕まえるまでには至らず、その後は沈黙した。

 佐々岡真司監督は森下について「まあ、相手もしっかりと攻略法というかね、逆方向へとか、まあ昨日もそうだったが、しっかりと捉えられている。ここはちょっとバッテリー、ピッチャーキャッチャーは考えないと明日がという」とバッテリーに苦言を呈した。

 森下は初回は柳田を三振に打ち取るなど三者凡退で立ち上がっただけに、二回の6失点は計算外の乱調となった。

 「球種なのか、外のボールなのかとか、コースなのかというところで。しっかりと、捉えているので何か考えないといけないっていうところだと思うし。まあ昨日にしろ今日にしろ、まあピッチャー…キャッチャーも盗塁阻止というところもね、なかなかできていない。一つアウトを取るとまた違うと思うし。そのへんはちょっと厳しいかなと感じしましたけどね。失点につながっているので」

 二回に柳町、六回に周東に許した盗塁はいずれも失点へとつながっただけに、この点に置いてもバッテリーに反省を促した。

 打線は初戦の零封負けに続きわずか1得点に終わった。

 「今までね、そういう先発がつくった中でのゲーム、そういう展開でやってきた。やはり先発が早めに崩れるとね、打線の方もなかなかというところで。まずもう一回、基本に戻って先発が試合をつくると。そこしかないでしょう、はい」

 早々に会見を切り上げた。

 交流戦は2カード連続の負け越しが決定。オリックスと並び最下位に沈んでいる。

 広島にとって交流戦は2019年、昨季と交流戦が中止となった一昨年を挟んで2シーズン連続の最下位という大の苦手。

 29日はアンダーソンが先発。なんとか苦手克服の糸口をつかみたい。

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