広島・遠藤はプロ初完封目前で悪夢 まさかのサヨナラ負けにベンチでぼう然

サヨナラ負けを喫し、肩を落として引き揚げる遠藤(中央)ら広島ナイン(撮影・高石航平)
9回、岡本和に四球を与えたところで降板する遠藤
6回、吉川を併殺に打ち取りガッツポーズする遠藤(撮影・高石航平)
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 「巨人3-2広島」(17日、宇都宮清原球場)

 広島の先発・遠藤はプロ初完封が目前に迫っていた九回、悪夢のような結果が待っていた。

 8回まで3安打無失点、109球の快投。プロ初完封を目指して九回のマウンドに上がったが、先頭のウォーカー、続く吉川の連打で無死一、二塁のピンチを招くと、岡本和を四球で歩かせ満塁としたところでベンチは交代を告げた。

 代わったターリーがポランコに左前適時打、さらに中島に逆転の左越えサヨナラ2点タイムリーを浴びてゲームセット。ベンチの遠藤はぼう然と立ち尽くすしかなかった。

 八回に1死満塁の好機でそのまま打席に入り、遊ゴロ併殺打で追加点を奪えなかったことも結果的に響いた。

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