広島・佐々岡監督 延長12回引き分けに「当然、勝ちたかった」

 6回、右翼線へ2点適時二塁打を放つ代打・松山(撮影・立川洋一郎)
 5回、左翼線へ勝ち越しの適時二塁打を放つ菊池涼(撮影・立川洋一郎)
 5回、同点2ランを放ち三塁を回る中村健(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-5ヤクルト」(15日、マツダスタジアム)

 広島は2点を追う五回にドラフト3位・中村健(トヨタ自動車)のプロ初本塁打で逆転したが、直後の六回に2度目の先発となったアンダーソンがつかまり3失点で再逆転を許す。

 その裏、代打・松山の同点二塁打で試合を振り出しに戻したが、延長十二回の末、今季2度目の引き分けとなった。

 広島・佐々岡真司監督は無失点で抑えたリリーフ陣について「今日はリリーフが本当によく踏ん張ってくれた。プレッシャーがある中でよく投げてくれた」とたたえた。

 前回の巨人戦で快投を魅せたアンダーソンだったが、六回途中5失点、奪三振も1に終わった。

 「今日は球が浮いたところを打たれた。まだ2試合目だし、次しっかりとやってくれるでしょう。試合はつくってくれたし、(守備に)一つミスがあった中でも、よく踏ん張ったと思う。そこまで悲観することもないと思います」

 攻撃陣はよく追いついたが、あと1本が出なかった。特に八、十、十二回と3度の好機に田中広が3三振を食らうなどブレーキとなった。

 「昨日負けているし、今年は(ヤクルトに)一つしか勝てていないので、当然勝ちたかったというのはありますけど」

 首位ヤクルトにはここまで1勝4敗1分け。特にマツダスタジアムでは4試合で勝ちなし。昨季も2勝9敗1分けと苦戦した。

 「そういう意識はないんですけどね。やっぱり去年やられているので、しっかりと対策を練ってやりたいと思います」

 17日からは敵地で3位・巨人と3連戦が待つ。

 「(相手)チームどうこうよりも、一つ一つ自分たちの野球をするだけです」

 広島は40試合を終えて22勝16敗2分けの2位となっている。

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