カープ栗林が明かすルーキーイヤーの本音 球場に行きたくない「毎日」を乗り越えて

 広島の栗林良吏投手(25)が新春インタビューに応じた。昨季は新人最多記録に並ぶ37セーブを挙げ、新人王のタイトルも獲得した右腕。偉業達成の裏で向き合ってきた大きな重圧について、担当記者が聞いた。

  ◇  ◇

 ルーキーで守護神。昨季は周囲の想像が到底及ばないほど、大きな重圧と向き合ってきたと思う。シーズン中、球場に行きたくない日は「毎日でした」と振り返る。抑え投手の“宿命”と戦い続けながら、数々の偉業を達成。最後に新人王も手にし、すべての苦労が報われたのではないだろうか。

 インタビューの終盤、本人に聞いた。今の自分が、プロ入り前の自分に一つアドバイスできるなら、どんな言葉を掛けるかと。彼は少し間を置いてこう答えた。「『不安とプレッシャーで押しつぶされそうだと思うけど、そんなことを気にせず楽しんで』と言ってあげたいですね」。守護神の躍動する姿と笑顔を今季もたくさんマウンドで見たいと思う。

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