「来年も森下という存在を目標に」【栗林と一問一答】

 広島・栗林良吏投手(25)が30日、マツダスタジアムで契約更改交渉を行い、今季から3700万増となる年俸5300万円でサインした。球団の新人2年目の年俸としては森下暢仁投手(24)の4300万円を超える球団史上最高額。栗林の一問一答は以下の通り。(金額は推定)

  ◇  ◇

 -球団からの評価。

 「シーズンをしっかり戦ったことと、セーブ機会で失敗しなかった点を評価してもらった。あとは新人のセーブ記録や、いろいろ記録を残せたこと」

 -2年目の年俸で昨年の森下を超えた。

 「成績だけで言えば去年の森下もすごい数字。今年、防御率2点台であれだけクオリティースタート(の試合)を残しているのは森下のすごさ。金額どうこうより、森下という存在を目標にして来年もやりたい」

 -登板間隔が空いた時期もあった中、1軍で1年間を完走した。

 「佐々岡監督が自分のことを考えて起用してくださった。来季は自分の力で恩返しができるように」

 -年俸の使い道。

 「野球人生がいつ終わるか分からない。上がったことはうれしいですが、これを継続しないと生きていけない。生きていくという意味で、大切にしたい」

 -オフの自主トレの場所は?

 「トヨタ(自動車)でやります」

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