広島・佐々岡監督 審判に「ジャッジが遅いんじゃないの」微妙判定、大盛戻れずアウト

 8回、会沢の左飛で帰塁できず併殺となる大盛(撮影・田中太一)
 8回、代打・会沢(中央)の左飛で飛び出していた一走・大盛(左)が帰塁できずに併殺となる(撮影・立川洋一郎)
 8回、佐々岡監督は板山の捕球判定にリプレー検証をリクエストする(撮影・山口登)
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 「阪神2-1広島」(18日、甲子園球場)

 広島は接戦を落とし、連勝は3でストップ。2年連続でのシーズン負け越しが決まった。また、この日、試合がなかった3位・巨人とはゲーム差が3に広がった。巨人は残り4試合、広島は残り6試合となった。

 先発した九里は粘りの投球で試合をつくった。四回無死二、三塁でのピンチは大山らを三振に仕留め無失点だ。七回途中まで6安打2失点(自責点1)にまとめた。

 中継ぎ陣も踏ん張った。九里に続き七回途中から登板した高橋樹、コルニエル、バードは得点を許さなかった。

 打線は6安打1得点だった。

 流れが変わったのは八回。0-2の無死二塁で代打・長野が中前適時打を放ち1点差に。続く代打・会沢が放った左翼への打球を、板山が地面すれすれで捕球。戻りきれなかった一走・大盛もアウトとなった。

 ワンバウンドしていたともとれたため、佐々岡監督はリプレー検証を要求したが、判定は覆らず、2死で試合が再開した。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -大盛の動きを見るとワンバウンドと判断しているようにも見えたが振り返って。

「あそこの(大盛の)判断は難しい判断だったと思うし、主審に言ったのは“ジャッジが遅いんじゃないの”と。ジャッジが遅いから一塁にも帰れないし、ボールが地面に着いているようにも見えた」

 -大盛にとっては難しい判断で精一杯のプレーだった

 「そうですね。早くアウトコールをすれば、早く戻れたと思うし。(判断が)遅くて、どっちか分からないから、一塁なのか二塁なのかというのは迷うでしょう」

 -8回の攻撃は、全員で諦めない姿勢を見せた

 「代打攻勢で一気というか、いい流れでというところだった。その中での会沢の打球だったので、ちょっと残念なジャッジだった」

 -さらに負けられない戦いが続く

 「ずっと負けられない。ここで気持ちを切り替えて。投手も頑張っているし、野手も必死に最後まで諦めずにチーム一丸となっている。残り6試合、頑張るだけです」

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