広島ドラ6末包 誠也を目標に 「ホームラン王を目指せるよう」
「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)
広島からドラフト6位で指名された末包昇大(すえかね・しょうた)外野手(25)=大阪ガス=が、チームメートとなる鈴木誠のような打者を目標に掲げた。
社会人時代から憧れを抱いていたと話し、「打撃フォームなど参考にしている。試合前も動画を見ていたりします。鈴木さんのようになれたらいい」と対面を心待ちにした。
香川県の強豪・高松商から東洋大に進学。大学での出場機会は少なかったが、大阪ガスに入社後は地道に努力を重ね、主砲を務めた。「長打力が持ち味。ホームラン王を目指せるようにやっていきたい。打球速度とか、スイングスピードは自信がある。そこは他よりも飛び抜けたい」。188センチ、110キロという恵まれた体格を生かし、プロでも輝きを放つ。(赤尾慶太)
◆末包昇大(すえかね・しょうた)1996年5月27日生まれ。香川県出身。右投げ右打ち。外野手。188センチ、110キロ。白峰中から高松商を経て東洋大に進学。大阪ガスでは4番を務め、今夏の日本選手権では打撃賞を受賞し、優勝に貢献した。