広島ドラ4田村 二刀流挑戦に意欲 「大谷選手も赤いユニホームで二刀流」

 「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)

 広島から4位指名された田村俊介内野手(18)=愛工大名電=が、米エンゼルス・大谷のように投打の“二刀流”に挑戦すると改めて宣言した。

 「大谷選手も赤いユニホームで二刀流をやられているので、自分も赤いユニホームを着て挑戦したい」。最速145キロ左腕で、高校通算は32本塁打。今夏の甲子園は初戦で東北学院に敗れたが、先発として登板し、大会通算1700号の記念アーチも放った。

 夏以降も練習をしながら、大谷の試合をテレビなどで欠かせずチェック。「本塁打を期待されているなかでも本塁打を打てているので、プレッシャーに強い選手だなと思って見ていた」。先輩の活躍を刺激に、広島で“大谷2世”を目指す。

 ◆田村俊介(たむら・しゅんすけ)2003年8月25日生まれ。京都府舞鶴市出身。左投げ左打ち。内野手。178センチ、90キロ。共楽少年野球クラブで野球を始め、明徳義塾中(高知)では軟式野球部に所属。中3時に和田中(京都)に転校した。愛工大名電では1年春からベンチ入り。今夏の甲子園は1回戦で敗退。最速は145キロで、高校通算32本塁打。

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