広島・坂倉が三塁打から好スライディングで先制 素手の左手でタッチかいくぐる

 4回、林の投ゴロで本塁へ滑り込み先制点を奪う坂倉(撮影・立川洋一郎)
 4回、右翼線へ三塁打を放つ坂倉(撮影・立川洋一郎)
 4回、右翼線へ三塁打を放つ坂倉(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-巨人」(10日、マツダスタジアム)

 広島が坂倉将吾捕手の好走塁で先制点をもぎ取った。

 0-0の四回裏、先頭の坂倉が右翼への三塁打で好機をつくる。1死後、7番・林の打球は投前へ転がり、巨人先発・高橋が素早いフィールディングで本塁に送球した。際どいタイミングだったが、坂倉が全力疾走で大城のタッチをかいくぐり、素手の左手で本塁に触れた。

 判定はセーフとなり巨人・原監督がすかさずリクエストを要求。しかしリプレー検証後も判定は変わらずセーフ(記録は投野選)で広島が先制に成功。スタンドの広島ファンから拍手が沸き起こる中、三塁ベンチの原監督は両手を広げるポーズを見せた。

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