広島・坂倉 反撃口火打&決勝打! まだまだ止まらん 11戦連続安打

 「広島6-2巨人」(8日、マツダスタジアム)

 白球が二遊間を抜けると一塁塁上でパンと手をたたき、右拳を振り下ろしてガッツポーズを決めた。決勝点となる殊勲の一打を放ち、大瀬良とお立ち台に上がった広島・坂倉は「何とかしようと思った。頑張っている(大瀬良)大地さんの顔が浮かびました。チャンスでしっかりと走者をかえすことができて良かった」と喜んだ。

 2-2の同点で迎えた五回1死満塁。追い込まれてからの5球目だ。山口の低めフォークにうまくバットを合わせた。体勢を崩すことなく、しっかりと振り切った打球は中前へと転がった。勝ち越しとなる一振りで先発の山口を降板させた。

 2点を追う二回1死からは直球をはじき返し、中前打を放った。反撃ののろしを上げ、安部の同点適時打を呼んだ。マルチ安打の活躍で、9月26日のDeNA戦から11試合連続安打。今季打率も・315となり、首位打者争いで3位に浮上した。10月の月間打率は24打数11安打、打率・458と好調を維持しているが、「奇跡的です。そっとしておいてください」と気にとどめなかった。

 今季は捕手と一塁の“二刀流”でフル回転している背番号31。「一喜一憂せずにやっていきたい」。勢いに乗っている主軸がさらに安打を積み重ね、チームをもり立てていく。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス