広島・九里“魔の三回”にKO 坂本に適時打、中田に押し出し四球で大量失点

3回、丸に適時打を打たれて5点目を失った九里(撮影・立川洋一郎)
1回、坂本(左)の送りバントを処理して一塁へ送球する九里(撮影・立川洋一郎)
 1回、岡本和に先制2点適時打を打たれ肩を落とす九里(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-巨人」(22日、マツダスタジアム)

 先発した広島・九里亜蓮投手が、無念の途中降板でKOされた。三回に一挙5失点し、2回2/3を投げて6安打7失点(自責点5)。今季ここまで好相性を誇っていた巨人打線に捕まり、無念の途中降板となった。

 中12日で迎えたこの日は初回1死二、三塁で4番・岡本和に先制の2点中前適時打。低めの変化球をうまく運ばれた。二回を無失点で切り抜けたが、三回に突如乱れた。

 1死から松原に四球を与え、坂本に右中間を破られる適時打。なおも1死満塁から中田への押し出し四球と丸の適時打、大城の犠飛で3点を追加されると、9番・戸郷の打ち取った当たりは三塁への内野安打。サード・林が一塁へ悪送球してさらに1点を献上。“魔の5失点”で、佐々岡監督が交代を告げた。

 今季の巨人戦は5試合で4勝1敗、防御率1・43と相性の良さを発揮していたが、4四球と制球に苦しんだ右腕。自身初の2桁勝利に王手をかけていた中、悔しさが募る67球となった。

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