広島・床田プロ初完封の意味 石原慶幸氏「バッテリーにとって内容の濃い試合」

 「広島2-0巨人」(21日、マツダスタジアム)

 広島・床田寛樹投手(26)が6安打9奪三振でプロ初の完封勝利を挙げた。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(42)は会沢の好リードにも言及し、「バッテリーにとって内容の濃い試合だった」とたたえた。

   ◇  ◇

 床田は真っすぐの走りがとても良かった。彼独特のゆったりとしたフォームから腕がパッと出てきて、勢いのある球を投げ込むことができていた。真っすぐが良かった分、変化球も生きていた。

 会沢も球種に偏りなく、いろんな球でリードできていた。中でも要所で使っていたのがパーム。以前はあまり投げていなかった球だと思うが、坂本の第3打席の2球目、中田の第4打席、センターフライに打ち取った球など効果的に使えていた。こういう試合展開で遅い球を使うのは勇気がいるが、会沢のリードに床田もしっかりと応えて投げられた。1試合を一人で投げ切れたことは床田にとって大きな自信になると思うし、バッテリーにとっても内容の濃い試合となった。

 九回の上本のダイビングキャッチも見事だった。正面に飛んできた距離感を合わせるのが難しい打球に対してスタート良く前に出て、勇気を持って突っ込んだ。完封をアシストするビッグプレー。タカシ、ナイス!!

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