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広島・龍馬ノーノー阻止意地の10号!「なんとかしようと」2年ぶり2桁ダ~ン

 7回、右翼スタンドへソロを放つ西川(撮影・立川洋一郎)
 ナインの出迎えに笑顔を見せる(撮影・立川洋一郎) 
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 「広島1-4阪神」(11日、マツダスタジアム)

 広島・西川龍馬外野手(26)が2年ぶりの2桁本塁打を記録した。七回2死で右越えに10号ソロ。攻撃陣はそれまで阪神先発・秋山の前に無安打に抑え込まれていただけに、“ノーノー阻止”の意地の一発だった。試合は散発3安打で阪神に連敗。12日の巨人戦は菅野が先発予定だが、“エース撃ち”で連敗ストップに貢献していく。

 見逃せば完全なボール球だった。西川だからこそ、捉えられたのかもしれない。「(チームが)ノーヒットだったので、何とかしようと上から『ぶっ叩き』ました」。絵に描いたような“大根斬り”で放った打球は右翼へ一直線。眠っていた本拠地を、一振りで目覚めさせた。

 漂い始めた、独特の雰囲気を消し去った。打線は阪神先発・秋山の前に七回2死まで無安打。ノーヒットノーランの足音も聞こえてきた中、カウント1-1から内角高めのボール球を思い切り上から叩いた。悲鳴を上げそうなほど力強く捉えられた白球は、そのまま右翼スタンドへ突き刺さった。

 9日・中日戦以来の10号ソロで、2年ぶりに本塁打の数を2桁台に乗せた。「最低限2桁打てたのは、とりあえず(良かった)。あとは、率が上がってくればいいかな」と確実性の向上を次戦以降のテーマに掲げた。

 秋山との対戦は8月29日以来。その前回の試合では昨季から8連敗中だった中、土を付けた。だがこの日は朝山打撃コーチが「不思議な真っすぐ」と評したように、球速以上にキレを感じさせる直球に個々が苦戦した。

 西川も「1打席目から何となく打てそうで打てなかった」と振り返りつつ、「もう少し早めに捉えておけば良かったけど、3打席目に一発で仕留められて良かった」。チームの敗戦と序盤の凡退を悔やみつつ、無抵抗で試合を終わらせなかった点を収穫と捉えた。

 前半戦は一時、打率・240台の時期もあったが・274まで上昇。「いろいろ考えたら(頭が)“こんがらがる”だけ。割り切りですかね」とシンプルな思考で打席に臨むことが、立て直しの要因と分析した。佐々岡監督も「主力として期待していた打者なので」と引き続き中軸としての働きを望んだ。

 8戦連続で座る3番は、4番・鈴木誠につなぐ重要な場所。「相手も誠也の前に走者を出したくないと思う。絶対的に僕を全力で抑えてくると思うので、失策でも四球でも塁に出られれば」。好機を広げ、時には勝負を決める。あらゆる役割を全うして、豊富な攻撃パターンを演出する。

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