広島・林 8打数連続ヒット! 八回にストップも球団記録の「9」に迫る偉業

 「広島12-5中日」(9日、マツダスタジアム)

 勝利の一翼を担った。広島・林が中押し、ダメ押しの適時打を含め3安打3打点と勝負強さを発揮した。「チャンスの場面で打てて良かった」。鈴木誠と上がったお立ち台では、表情を崩した。

 二回1死は右前打。6-4の五回無死二、三塁では中前2点適時打を放った。2点を奪って迎えた六回1死一、三塁では左翼線へ適時二塁打だ。

 この適時打で7日の中日戦からの連続打数安打を8に伸ばした。球団記録は山本浩二(72年、当時の登録名は山本浩司)の9。八回無死で空振り三振に倒れて球団記録には並べなかったが、金本知憲(99年)らと肩を並べた。

 「全然、知りませんでした。そこまで意識していませんでした」

 今夏の甲子園では母校・智弁和歌山が優勝を果たした。汗を流した3年間は自身の原点。同校の高嶋名誉監督からは「左翼方向へ強い打球を打て」と言われ続けた。

 「3年間、それだけしか言われなかった」。1軍に定着した今季。中堅から左翼方向への打球が多い。プロとなっても、その心構えは変わらない。「しっかり捉えられてきている。継続したい」と前を見据えた。結果を出し続け、三塁の定位置は離さない。

 ◆8打数連続ヒット 林が7日・中日戦の第3打席から9日・中日戦の第4打席まで1四球を挟んで8打数連続安打を記録。球団記録は9打数連続で72年・山本浩二(当時の登録名は浩司)。また、67年・山本一義も参考記録として9打数連続を記録。

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