広島・鈴木誠、林と爆笑お立ち台「林さんが打撃を見てくださってアドバイスをくれる」
「広島12-5中日」(9日、マツダスタジアム)
広島・鈴木誠也外野手が6試合連発弾&1試合2本塁打、今季8度目の猛打賞と攻撃陣をけん引。チームのカード勝ち越しに貢献した。
後輩の林と一緒にお立ち台に上がり、好調の要因を問われると「林さんがよく打撃を見てくださって、アドバイスをくれるので、その成果が出たと思います」とユーモアを交えて、ファンの笑いを誘った。
初回は6試合連続のソロ。1死二塁で3番・西川が2ランを放っており「龍馬が僕の苦手な得点圏で先に打ってくれたので、楽な気持ちで打席に入れました」と振り返った。
直近13試合で12本塁打と、すさまじい勢いでアーチを量産。佐々岡監督も「相手投手からしたら、投げるところがないんじゃないかと思うぐらい、絶好調ぶりを見せてくれている。本当にすごいです」と褒め上げた。
プロ野球記録は1972年の王貞治(巨人)と1986年のランディ・バース(阪神)の7試合連続。主砲はお立ち台で「チームの順位はすごく厳しい状態。3位までのゲーム差もある。なかなか難しいですが、こういう1試合のために、ファンの皆さんが楽しみに見に来てくれていると思う。少しでもいい思い出になるように、僕自身もチーム全体でも頑張ります」と力強く誓った。