広島・森下 自然体で勝負 後半戦0勝2敗、負の流れ断つ

 広島の森下暢仁投手(24)が6日、“シンプル思考”で後半初白星をつかむと意気込んだ。後半戦はここまで3試合に登板したが0勝2敗。7日の中日戦(マツダ)に先発する右腕は、改めて自然体で相手打者と勝負する大切さを強調。4試合ぶりに登板する本拠地で、負の流れに終止符を打つ。

 後ろを振り返る必要はない。森下は心と体を新たな戦いに向けて切り替えた。「1週間準備させてもらう期間がありましたし、そんなに考えても、もう一緒なので。対戦相手も変わるので、しっかり一人一人と対戦していければ」。シンプルな考えで、自身4試合ぶりとなる勝利を目指す。

 前回8月31日のDeNA戦(横浜)では5回6安打4失点。2被弾に自己ワーストタイの6四球と、本来の姿とはかけ離れていた。「ここ最近、力で抑えようと力むことが多かった」と冷静に分析。それを踏まえて登板2日前のブルペン投球に加え、前日のこの日もブルペンでの立ち投げで感覚を確かめた。

 見守った横山投手コーチは「リリースポイントだけ、力を入れることを意識してもらうように。いい感じだった」と力の“抜きどころ”を設けることを助言し「また切り替えてやってくれると思います」と期待を寄せた。

 中日戦には3試合で1勝1敗の防御率1・17。前回8月17日の敵地での対戦では7回2失点で黒星を喫した。「本当に後半戦、チームにうまく貢献できていない。しっかり初回からゲームをつくっていけるような投球をしたい」と背番号18。迷いを消し去り、本拠地で快投を見せる。

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