広島・森下 勝ち投手の権利もQS途切れる 勝てば後半戦初勝利

 力投する森下(撮影・高石航平)
 5回4失点の森下(撮影・金田祐二)
 5回を投げ終え、横山コーチと話し込む森下(撮影・高石航平)
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 「DeNA-広島」(31日、横浜スタジアム)

 先発した広島の森下暢仁投手は、5回6安打4失点で勝ち投手の権利を持って降板した。

 苦しい投球だった。

初回2死三塁からオースティンに中前適時打を浴び、先制点を献上した。その後は広島打線が得点を積み重ね、一時6-1と5点のリードをもらったが、四回にルーキーの牧に左越え2ランを許すと五回には佐野に左越えソロを被弾。五回は無死一、二塁のピンチを何とか無失点で切り抜けたが、97球でマウンドを降りた。

 ここまで12試合続いていたクオリティー・スタート(6回以上投げ自責点3以下)もストップ。自己ワーストタイとなる6四球を与えるなど精彩を欠いたが、勝ち投手になると7月14日・中日戦以来、後半戦初勝利になる。

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