広島・玉村、巨人戦初登板6回3失点も反省「前半は勝手に苦しんで点を取られた」
「巨人5-3広島」(25日、東京ドーム)
先発した広島の玉村昇悟投手(20)はプロ初対戦となった巨人に6回5安打3失点と力投した。
初回2死一、二塁から中田、ウィーラーに連続四球を与え、押し出し。三回には岡本とウィーラーに適時打を許した。「いい打者が多かった。初回に点を取ってもらったが、前半は自分自身が勝手に苦しんで点を取られてしまった」と反省を口にするも中盤以降は調子を上げ、追加点は許さなかった。
打撃でも存在感を見せた。「(初回の失点が)悔しかったので、何とかいい当たりになればと思って打席に入りました」。二回無死二、三塁で直江の直球を右中間に運び、プロ初の二塁打を記録。一時勝ち越しとなる2点適時打を放った。
佐々岡監督は「6回をしっかりと投げてくれた。ずっと試合を作ってくれている。ナイスピッチング。1試合1試合成長を感じる。自分で打ったし、本当に勝たせてあげたかった」とたたえた。