広島3連敗 後半戦4カード勝ち越しなし 先発・玉村6回3失点の好投報われず

 8回、岡本(左)に勝ち越し2ランを浴びる広島・コルニエル=東京ドーム(撮影・西岡正)
6回を無失点に抑え、ガッツポーズの広島・玉村=東京ドーム(撮影・西岡正)
5回広島2死一塁、見逃し三振に倒れ、悔しそうにバットを振り上げる広島・鈴木誠也=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人5-3広島」(25日、東京ドーム)

 広島は巨人に逆転負けを喫し、3連敗となった。八回、コルニエルが岡本和に決勝2ランを浴びた。

 先発・玉村は6回5安打3失点。初回に押し出し四球で同点とされ、2点リードの三回は2本の適時二塁打で同点とされたが、四回以降は無安打投球。プロ2年目での巨人戦初登板で、及第点の内容を示した。バットでは同点の二回に無死二、三塁から右中間への2点適時二塁打で自らを援護。プロ入り4本目の安打でチームに得点をもたらした。

 打線は初回、坂倉がチーム21イニングぶりとなる適時打を放って先制。だが二回に玉村が適時打を放って以降は無得点が続いた。先発・直江を早々にKOしたものの、2番手・大江に流れを止められ、継投の前に沈黙。六回以降は無安打に封じられた。

 これで今カードの負け越しが決まり、後半戦は4カード連続で勝ち越しなしという苦しい状況となった。

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