広島・野村は27日からの阪神3連戦で先発へ「残りの日にちを大切にしていきたい」

試合中止が決定した後、室内練習場で打者を相手に投げ込む野村(撮影・立川洋一郎)
試合中止が決定した後、室内練習場で打者を相手に投げ込む野村(19)。右奥は投球を見守る佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
投球を終えて永川コーチ(左)と言葉を交わす野村(撮影・立川洋一郎)
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 「広島(降雨中止)ヤクルト」(22日、マツダスタジアム)

 雨でヤクルトとの3戦目が中止となった広島・佐々岡真司監督(53)が気持ちを切り替えた。「きのうも雨の状況だったので、これはしょうがないです」と語り、この日先発予定だった野村祐輔投手(32)を来週末27日からの阪神3連戦(マツダ)で登板せることを明言した。

 中止を受け、野村は屋内練習場に移動してシート打撃形式の調整を実施。西川、林らを相手に3セットで57球を投げ、打者14人で安打性の打球は1本に抑えた。

 右腕は「良かったところが、けっこうあった。ミスした球もあったので、残りの日にちを大切にしていきたい」と雨で延びた時間を有効活用する姿勢。「ずっと悔しさはありますが、ここ(1軍)で投げるために毎日やってきているので」と、“虎狩り”での今季初勝利へ意気込んだ。

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